こんばんは、まりもです。
庭のフォーカルポイントに何を植えようか?
いちばん目につく場所には、やっぱり華やかなお花にしようか。
花が美しいのはもちろん、株いっぱいに花付きの良い品種がいいな。
手入れは楽にしたいから、病気に強く丈夫で育てやすいもの。
そして毎年春から秋まで、長い期間楽しめるのが良い!
そんなワガママなこちらの願いに応えてくれるスゴい品種が、我が家で育てている植物の中ではバラなら「ボレロ」
そしてクレマチスなら「アフロディーテエレガフミナ」です。
バラは品種によって、これはだいたい年に何回返り咲くという見当が付けられるのですが、クレマチスはそれが難しい所で。こちらの剪定の具合にもよりますが、その年の調子で秋の返り咲きはしたりしなかったり様々です。
そんな我が家のクレマチス達の中で、毎年群を抜いて返り咲き性に優れ、開花期間の長いクレマチスが「アフロディーテエレガフミナ」
通常クレマチスは一番花の後で半分ほどの高さにバッサリ剪定するかと思います。
クレマチスにはうどんこ病やさび病といった病気が見られることがありますが、短く剪定した状態でジメジメした時期を乗り切ることで病気にかかりにくいというメリットもあります。
しかし育てていると実感として、「アフロディーテエレガフミナ」は他のクレマチスに比べて丈夫でこれらの病気に強いように感じます。
そこで花が終わった後、花が付いていた部分だけをちょんちょんと切ってあげると、途切れなく新しい花をあげてくれるのです!
今回は美しく優秀なクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」の昨年春から冬の入口までの様子を振り返ってみたいと思います。
クレマチス「アフロディーテエレガフミナ」
インテグリフォリア系のクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」
北東北の我が家では、昨年は6月の初旬に開花を始めました。
開花を始めてすぐの頃は紫色のトーンが明るく瑞々しい印象です。
アフロディーテエレガフミナは花付きの良さが魅力です。たった一株から、成長するにしたがって沢山の花を咲かせてくれます。
花びらは蝶の羽のような、ビロードのような、上質な質感。
中心の濃いシックな色合いのしべと可愛らしい花の形と相まって、まさに「大人可愛い」クレマチスです。
咲き進んできた6月下旬。
アフロディーテエレガフミナは、テキセンシス系のクレマチス「プリンセスケイト」と組み合わせて植えています。
プリンセスケイトはチューリップ咲き、白い花びらと裏側の赤紫色のコントラストが上品なクレマチスです。ぷっくりとグラデーションの蕾も可愛いんですよ。
咲き進むにつれて花びらが外側に反り返っていきます。
こちらもよく返り咲いて長い期間楽しめる品種です。
肥料をあげつつ、ちょんちょん剪定を続けていって7月の下旬。
途切れずに開花を続けています。
暑い日が続いてピーク時よりは花の数が減ってきましたが、それでも真夏までこの頑張りはスゴいです!
そして8月の上旬。
パワフルなアフロディーテエレガフミナも、さすがにそろそろ疲れてきたようです。
新芽を吹かせるパワーが少なくなってきた枝から、半分位の高さまでバッサリ切り戻していきます。
9月下旬、プリンセスケイトを絡ませている鉢植えのマルバノキの葉は、早くも紅葉し始めました。
プリンセスケイトは昨年の開花はここまでで終了。
最後の花を咲かせています。
10月上旬、力を溜めたアフロディーテエレガフミナが返り咲いています。
さみしくなりがちな秋の庭に、この鮮やかで深い紫色はとてもありがたい存在です。
10月下旬、秋の夕陽に照らされたアフロディーテエレガフミナ。
側に鉢植えのビバーナム「スノーボール」を置いて、その枝にもたせ掛けるように誘引しています。
秋も深まり、ビバーナムの葉はすっかりブロンズ色に紅葉しています。
アフロディーテエレガフミナの葉はまだまだ元気な緑色ですね。
そして少しずつ花を咲かせ続け、最後の一輪はなんと12月初旬、冬支度で宿根草の地上部を刈り取ってしまう日まで花びらを付けていました。
毎年感動しますが、頑張り屋のクレマチスです!
庭で大活躍してくれるおすすめのクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」
とても優秀なので、たびたび記事にしています。
バラ「ステファニーグッテンベルク」とともに春の開花を紹介した過去記事はこちら
秋に返り咲きした他のクレマチス達とともに紹介した過去記事はこちらです
よろしければフォトジェニックな美しさのクレマチス「流星」もご覧ください
クレマチス「アフロディーテエレガフミナ」
気になった方はぜひお庭に取り入れてみて下さいね!
ツルが伸びすぎず適度な長さで纏まり、扱いがラクですよ(*'ω'*)
最後までお読みいただきありがとうございます!
ガーデニング