こんにちは、まりもです。
仕事や家事で時間をかけられなくても気軽に楽しめる、ローメンテナンスな庭の日常を記録していきたいと思っています。
さて、冬は春からのガーデニングの構想を練るのが楽しい時期ですね。
我が家の庭はカラーリーフや雑木をベースに、植栽の面積は狭くしてメンテナンスが楽になるようにしています。
そして、バラやクレマチスなどの花で彩りを添えています。
バラは手間がかかって育てるのが難しいんじゃ?
と思われるかもしれませんが、病気に強く育てやすい品種を選べば、管理はそこまで難しくありません。そして他の植物を美しく引き立ててくれます。
自分が実際に育ててみて、これは良い!
と感じた一押しのバラ品種を紹介したいと思います。
「ボレロ」
バラは難しい、と感じる原因は
剪定ってどうしたらいいか分からない・・
病気に弱い、農薬を使わないといけない?
というところかもしれません。
実際自分も数年前に庭を始めるまでは漠然とバラって難しそうだな、と思っていました。
たまたま目にしたハウスメーカーのカタログに写っていたグリーンいっぱいのテラスに一鉢のバラ
そのバラが建物の雰囲気までアップさせているように感じたのです。
そこからバラに魅力を感じ、育ててみる事にしました。
バラについて何も分からなかったので、ネットで調べて花が素敵だなと感じた品種の中から
耐病性が強く
四季咲きで
樹高が低く
初心者向き
というバラをいくつかピックアップしました。
その中でも実際に育ててみておすすめの品種がこちらの「ボレロ」です。
ボレロは四季咲き性が強い
年に一度しか咲かない一季咲きや、春と秋にも咲く返り咲きの品種など、バラは品種によって返り咲きのサイクルが異なります。自分はバラを長い期間楽しみたいので四季咲きの品種を選んで育てていますが、ボレロは剪定してから次の花が開花するまでのサイクルが他の四季咲き品種に比べても短めに感じます。
深く切らず、花後の枝をカットする程度だからかもしれませんが、年に4回は開花している印象です。
常に華やかさがほしい玄関やメインの場所にぴったりのバラです。
花付きが良い
四季咲き性が強いので春から晩秋まで花を楽しめますが、特に春の一番花の花数は見事です。
細い枝にもしっかり花を咲かせます。
枝はバランスよく分岐して、先に複数の花を付けるものが多いです。晩秋まで見ごたえのある豪華な花を沢山つけてくれます。
耐病性が強い
例年は年に3~4回の消毒をしています。
黒点病やうどんこ病にかかる葉もありますが、成長に支障が出るほど葉っぱを落とすようなことはありません。
去年は消毒は1回のみでした。
さすがに秋にはうどんこ病になりましたが、それでも新しいシュートも出て元気に成長しました。
庭には耐病性の強いバラを選んで植えていますが、その中でも強い方だと思います。
株のまとまりが良い
バラを育ててみて驚いたのは、夏以降に枝がぐんぐん(ボーボー?)伸びて、収集がつかなくなる品種が多いという事!
カタログに樹高1.5mと書かれていても秋にはビューンと枝が伸びて、背の低い自分には手が届かない状態になるバラもあります。
ボレロは開花までの枝が伸びすぎないので、秋でもまとまりの良い株の姿を保ってくれます。
また、枝がバランスよく分岐してくれるので、こんもりとした株姿になってくれますよ。
ライチのようないい香り
ボレロの花は、ライチのようなフルーティーな良い香り。
バラの中でも香りが強い品種です。
庭で育てているバラの中では、バラらしい芳香のローズポンパドゥールと並んで大好きな香りです。
お花そのものの美しさ
花付きの良さ
強い四季咲き性
耐病性の強さ
株のまとまりの良さ
すばらしい香り
ボレロはどれをとっても優秀な、育てやすいバラだと思います。
初心者の方のファーストローズにも
他にもバラを持っていらっしゃる方の次の1株にもおすすめの品種です。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ガーデニング