こんばんは、まりもです。
庭では遅咲きのクレマチス「プリンセスケイト」が咲いています。
英国王室にちなんだ名を冠したクレマチスには「プリンセスダイアナ」「プリンスチャールズ」などの名花がありますが、このプリンセスケイトは花の美しさも育てやすさも抜群です。
白い花びらに魅力的な赤紫色のしべ、花の裏側は落ち着いた紫色。
正面から見ると小さなユリみたい
横から見ると裏側の紫が効いて素敵
ぷっくりと膨らんだ蕾の頃もいいんです。
紫と、先端に淡いグリーンのグラデーション
蕾から開きかけは
ほのかにグリーンが残るクリーム色の花弁で、シャープなチューリップ咲き
開花が進むにつれて花の色は白くなっていきます。
花びらはどんどん後ろにそり返っていきます。
クルンとカールした姿も可愛い。
プリンセスケイトはテキセンシス系のクレマチス
花付きよく多くの花を咲かせます。そしてツルを伸ばしながら次々開花するので花期が長い!
品があってお洒落、長く楽しめるのでメインの場所への配置がピッタリです。
うちではこちらも花期が長い頼れるクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」と隣り合わせで植えています。今年はそれぞれ別方向に誘引してしまいましたが、去年までのように一緒の方が華やかで良かったかな?
うちでもう1つテキセンシス系の横顔美人クレマチスといえば、モーヴピンクの「ミーネベル」
こちらはすでに開花を終えて剪定済みですが、一番花を振り返ってみます。
しっとり落ち着いたピンク色に、チューリップ咲きの愛らしい花形がマッチしたミーネベル。
こちらも蕾の頃から可愛いさ全開です。
バラ「ローズポンパドゥール」のオベリスクから、白いクレマチス「マリアコルネリア」を誘引したスティック状のトレリスの方に、赤のクレマチス「マダムジュリアコレボン」と一緒に橋渡ししています。
遅咲きのふっくらした蕾はグリーンとピンクのグラデーション
おちょぼ口みたいな開きかけもカワイイ
濃い青紫色のクレマチス「篭口」も咲いてきました。
ミーネベルはマーメイドラインのドレスのようにシュッとした横顔も、そこから更に大きく開いた姿も可愛らしい。
マダムジュリアコレボンやマリアコルネリアのような多花性ではありませんが、控えめでも惹きつけられる魅力があります。
バラ界のモテ系がデズデモーナとしたら、クレマ界のモテ子はミーネベル嬢ではないでしょうか?
青空をバックに、満開の柏葉アジサイと
近づいて間近から見つめたくなるヒロインのようなクレマチスです。
横顔の美しいテキセンシス系クレマチス「プリンセスケイト」と「ミーネベル」の一番花を振り返った今回でした!
最後までお読みいただきありがとうございます