ミャウティンと庭

忙しくても楽にメンテナンス、葉も花も楽しめる庭へ試行錯誤しています。時々猫のミャウティンも。

イングリッシュローズ「コーヴェデイル」の思い出

こんばんは、まりもです。

 

庭の花が咲くのはまだ先なので、今日は去年まで育てていたバラ
イングリッシュローズ「コーヴェデイル」の思い出を綴ってみたいと思います。

コーヴェデイルと出会ったのはもう9年前の秋
翌年の春から庭でガーデニングができる事になり、何を育てようかワクワクしていました。
バラを育てた経験はありませんでしたが、車で3、40分ほどの場所にあるバラ園に行ってみたのです。

秋の園内で惹きつけられる美しいバラがふたつ
それがイングリッシュローズの「コーヴェデイル」と「ジェントルハーマイオニー」でした。当時バラには詳しくありませんでしたが、イングリッシュローズというのは何か他のバラとは違う、とびきり魅力的な花に感じられました。


そこにあったイングリッシュローズはその2種類だけだったと思います。園内のバラはどれでも新苗が予約できるというので、私はコーヴェデイルとジェントルハーマイオニーの新苗を予約しました。

翌年の春、晴れて新しい庭に植えようと思っていたら
バラ園さんから新苗づくりに失敗して再度作り直すと連絡があり、新苗をお迎えしたのはもう夏のことでした。


やってきた新苗は小さなビニールポットに挿し穂が発根した状態で、バラ初心者の自分は本当にこの枝がバラ園で見たような立派な花に育つのかな・・?と、途方に暮れたことを覚えています。

そんな心配をよそに一本の細枝だったコーヴェデイルはすくすくと成長して、晩秋には2、3輪の花を付けてくれました。
その年は鉢植えで育てて、次の年の春に地植えしました。

 

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新苗でお迎えして、翌春のコーヴェデイル

まだ枝は細いですが、しっかりと花をつけてくれました。

そしてどんどん成長し・・・。

 

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コーヴェデイルの魅力はコロンとした可愛いカップ咲きの花

濃いピンク色の花びらはハート型なんですよ!

花は香りませんが、枝を剪定する時に青リンゴのような爽やかな香りを感じることがありました。ほかのバラでは枝から香りを感じることはないので不思議な感じです。

 

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白とピンクのグラデーションが素敵なビチセラ系のクレマチス「アイアムレディーQ」と組み合わせていました。
可愛い同志の組み合わせです。

愛すべきコーヴェデイルですが、ひとつ大変な点があります。
うちではどうやって育てても大きくなりすぎてしまうんです。
カタログには高さ1,5mと記載されていました。秋にバラ園で見たコーヴェデイルもそれくらいだったと思います。
しかし家に植えたコーヴェデイルは夏以降は枝が長く伸びてアーチのはるか上、2m以上になります。背の低い自分にはとても手が届きません・・・(-_-;)


アーチは家族の駐車スペース近くに設置しています。
冬に短く剪定しても毎年夏過ぎには元気な枝が車へ向かって行ってしまい、コーヴェデイルには申し訳なく心が痛みましたが、危ないのでとうとう昨年切り倒してしまいました。

 

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もう庭でこの可愛い花を見られないのはさみしいですが

カタログに樹高1.5mと書いてあってもバラは夏以降すごいことになる可能性大、という事を身をもって教えてくれたバラの一つです。

写真を大事にとっておいて眺めることにします!

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

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