ミャウティンと庭

忙しくても楽にメンテナンス、葉も花も楽しめる庭へ試行錯誤しています。時々猫のミャウティンも。

この世で最も美しい花「ジュビリーセレブレーション」の思い出

こんばんは、まりもです。

 

先日ボールペンの替え芯を買いに行ったホームセンターで、可愛い花の苗に目を引かれ思わず買ってしまいました。

その名も、「まるくきれいなマム」

何色かカラーバリエーションがありましたが、その中の「ピーチ」を選びました。

 

 

菊の花って和のイメージがありましたが、こんな風にこんもりとした株の姿で咲くキクもあるんですね!

勝手に枝分かれして一面の花を咲かせるそうです。

病気にかかりにくく管理はとても簡単、しかも毎年咲いてくれるとか。

なんと300円でした。可愛いのにプチプラ!

 

 

コーラルピンクの中にゴールドの輝きが混じるような色合い。

この色を見て思い出したバラがあります。

それはイングリッシュローズの「ジュビリーセレブレーション」

今日は以前育てていたバラ、ジュビリーセレブレーションの思い出を書いてみたいと思います。

 

 

ジュビリーセレブレーションはバラ育て2年目に、同じくイングリッシュローズのレディエマハミルトンと一緒にお迎えしました。

バラ初心者の1年目はイングリッシュローズについて知識がなく、在庫のある品種からいくつか選んだ感じだったので、2年目は下調べしてカタログから人気のある美しい品種、大きくなりすぎない耐病性の強い品種を選びました。

 

 

ジュビリーセレブレーションの花は、間近でずっと眺めていたくなる美しさ。

見事な大輪、繊細に波打つ花びらにフルーティーな甘い香り。

花持ちもイングリッシュローズの中では良い方かと思います。

そしてジュビリーセレブレーションが魅力的なのは、コーラルピンクにゴールドの混じる透明感のある色合い。

 

 

突然ですが小学1年生の時の担任は優しい先生で

ゲリラ豪雨みたいな天気の日は今下校するのは危ないからと、楽しいお話をしてくれる先生でした。

その先生が、ある日「今から見たこともないようなキレイなはなを見せるので、みんな目を閉じて」と言うんです。

子供の頃から花好きだった自分は

「え、どんなキレイな花なんだろう?」とめちゃくちゃ期待して目を瞑りました。

頭の中にあったのは、花の子ルンルンが探し求めた輝く七色の花みたいな

「ほら、キレイなはなだよ!」

目をあけると先生が真ん中をくりぬいた紙から自分の鼻を出していました。

(-_-;)(-_-;)(-_-;)

大好きな先生でしたがその時は心底ガッカリしました…。

花好きの子供は純粋に期待したんですよ!!

大昔の事だけど未だに忘れられません(;'∀')

 

今、自分が今まで見た花の中で最も美しいと思う花

それはジュビリーセレブレーションかもしれません。

 

 

ゴールドの混じる、透明感ある大輪の花が光を透かして咲く姿

小1の自分が「見たことのないほどキレイな花」とこの花を目の前に差し出されたら、きっと感動したんじゃないかな??

 

しかしそれほど美しい花が、なぜ過去形の話なのかというと

2年ほど前に体調を崩しまして、そのシーズンはろくに庭仕事ができずにバラを2つ手放す事にしたんです。

ジュビリーセレブレーションは間近で見る一輪は比類ないほど美しいのですが、重い大輪を支えるにはステムが細く長めです。地植えで満開に開いた花が雨に打たれると、重さでアウト。高さ1mほどの姿では、オベリスクに花首だけ括りつけるのも何だかなぁ?という感じ。

掘り上げて鉢で管理しても、重みでうなだれた姿を見ると何とも忍びない。ああ何とかしないと、と思う気持ちが忙しい毎日には重くなったりして。株全体の姿の美しさを優先して、ジュビリーは手放すリストに入れました。

 

 

もう今は手元にないバラですが、あの美しい花を間近で見られた幸せな経験は自分の財産になっています。

きっとお譲りした先で、今も美しい花を咲かせてくれていると思います!

 

ホームセンターで買ったガーデンマムの色から思い出したイングリッシュローズ「ジュビリーセレブレーション」の思い出でした。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます!