ミャウティンと庭

忙しくても楽にメンテナンス、葉も花も楽しめる庭へ試行錯誤しています。時々猫のミャウティンも。

手毬のような花が美しい!ビバーナム2種類「カールセファーラム」と「スノーボール」の開花

こんにちは、まりもです。

 

北国の庭の植物も、徐々に緑を増してきました。

手毬のような花を咲かせはじめた庭木が

ビバーナム「カールセファーラム」「スノーボール」です。

 

ビバーナムはガマズミ科の低木

ビバーナムと呼ばれる花木には多くの種類があります。

耐寒性・耐暑性とも強く育てやすいので、人気のある樹木です。

 

ビバーナムには常緑のものと落葉するものがあり、常緑の外国産種のビバーナム「ティヌス」や「ダビディー」は生け垣などにも使われます。

日本でおなじみのガマズミやオオデマリもビバーナムの仲間です。

我が家で開花したビバーナム2種類を紹介します!

 

ビバーナムカールセファーラム



 

ぷっくりツヤツヤしたピンク色のつぼみと、手毬状の白い花が可愛いカールセファーラム。葉っぱは濃い緑色です。

枝は直線的で込み合わないので、剪定も簡単です。

好みの大きさ、樹形に整えやすい花木です。

 

我が家のカールセファーラムは近くの植木植物園からやってきました。

山の麓の広大な敷地に多くの樹木が植えられたそこは、ただ歩いているだけでも素敵な場所でしたが

庭に植える樹木を探していると、濃い緑色の葉が美しい低木を見つけました。

「ビバーナムカールセファーラム」

木に付けられたタグには珍しい名前が書かれていたので、この木についてスタッフさんに尋ねると

「春になるときれいな花が咲きますよ。おしろいみたいな香りがするので、近くにこの木があるとすぐ分かるんです」

と教えてくれました。



葉っぱが芽吹いてくると間もなく、たくさんの蕾を付けます。

蕾の期間がわりと長く感じます。

(期待して待っているからですかね?)

初めてこの花に対面して香りをかいだ時はとても嬉しく感じました。

毎年開花を楽しみにしている花のひとつです。

 

花が終わって葉の緑だけになっても、庭木として上品な佇まいのカールセファーラム。

冬には落葉しますが、晩秋まで葉っぱを残し、味わい深い紅葉を見せてくれます。

 

ビバーナムスノーボール

 

ビバーナムスノーボールは花も葉も美しく人気があり、ホームセンターでも入手しやすい花木です。

花の色は開花直後は爽やかなライムグリーン、咲き進むにつれて白く変化していく様子が楽しめます。

葉は明るい黄緑色、そして切れ込みの入った楓のような形をしています。

こちらも落葉樹で、秋には鮮やかな紅葉を見せてくれます。

 

 

我が家では地植えするスペースがもう無いのと大きくしたくないのとで、鉢植えで育てています。

去年までは日当たりの悪い場所に置いていたので、枝は細くひょろひょろで花付きも良くありません。

今年は日当たりの良い場所へお引越しですが、そのかわり返り咲きの強い優秀なクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」の足場になっていただく計画です・・!

なんでいつもひどい扱いなのとスノーボールさんから苦情が来そうですね。

 

玄関周りやメインの場所におすすめのクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」についての記事はこちら

 

myautin.com

 

 

ビバーナム「カールセファーラム」と「スノーボール」は

花や葉っぱの印象はだいぶ異なりますが、ひとつ共通して注意が必要なのが、サンゴジュハムシによる被害です。

我が家でもカールセファーラムにサンゴジュハムシが発生して、2年位続けて葉を食べられたことがありました。

サンゴジュハムシは葉っぱが展開すると間もなく現れて、それから土の中に潜り、また出てきて葉を食べるサイクルを繰り返すのだそうです。

そこで芽吹きだすと同時に、土に撒く顆粒タイプのオルトラン、ベニカ、スターガードなどの粒剤を切れ目のないようにローテーションして使い、見つけ次第スプレータイプの殺虫剤も使いました。

それを繰り返しているうちに見かけなくなったので、一度発生したら徹底的に駆除してしまうのが良いと思います。

 

ビバーナムはサンゴジュハムシの食害には注意が必要ですが、それ以外は病気にも強く、寒さ暑さにも強いお花と葉の美しさを楽しめる花木です。

庭木としておすすめな低木ビバーナムの紹介でした!

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

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