こんにちは、まりもです
35℃越えの猛暑が珍しくなくなった近年
夏のガーデニングは難しくなってきています。
厳しい暑さに耐えメンテナンスに手間のかからない品種を選ばないと、植物も世話をする人間の方もやられてしまいますよね!
今日はローメンテナンスなのに真夏の庭を美しく彩ってくれるアジサイの一種ノリウツギの園芸品種「サンデーフレーズ」を紹介します

円錐型の花を咲かせるノリウツギは別名ピラミッドアジサイとも呼ばれます。
一般的なアジサイは梅雨時期に花を咲かせますが、ノリウツギの花期は7月以降
庭の花が寂しくなりがちな夏から秋にかけて活躍してくれる貴重な存在です。
ノリウツギは広く北海道から九州まで自生しているため放任でも良く育ち、寒さにも暑さにも強い花木。野生のノリウツギは素朴で地味めな花を付けますが、近年多くの華やかな園芸品種が販売されています。
花色は白の他にもピンクやライムグリーンなど
サイズも元々は2~3mと大きく育ちますが、最近では身近なホームセンターでも様々コンパクトにまとまる品種を見かけるようになりました。
我が家では秋まで花の色変わりが楽しめて樹高が高くなりすぎない矮性の園芸品種「サンデーフレーズ」を植えています。
今シーズンのノリウツギ「サンデーフレーズ」の開花からの様子を紹介していきます!
7月中旬
開花を始めたサンデーフレーズ
咲きはじめは淡いライムグリーンが爽やかな雰囲気

株全体の様子
今年はたくさんの花穂をつけてくれました
ふんわりした花が庭を明るくしてくれます

この時期は遅咲きのユリと花期が合いやすいです。
豪華なユリと、白いノリウツギは相性のいい組み合わせ

7月下旬
咲き進んで花の色はライムグリーンから白へ
花穂のボリュームも増してきました

アジサイ類の中では日差しに強いとされるノリウツギ
半日陰から西日が当たらない程度の日なたの環境を好むみたいですが
日当たり良すぎるくらいの我が家のボーダーでも元気に咲いてくれています。
逆に通常のアジサイにはこの環境はツラいようで
隣の剪定済みのアジサイ「霧島の恵」の葉は萎れ気味‥

35℃越えの日のサンデーフレーズ

今シーズンは猛暑の中でも調子良く美しさをキープしています。
去年は暑さが酷くなると茶色く変色する花穂もありましたが
水を好むアジサイなので地植えでも株元にしっかり水をあげたのと
梅雨明けからはハダニ予防に、夕方に株全体に葉裏中心で水をかけるようにしたのが効果あったのかも。
とは言っても毎日のお世話は水やりくらいで
これだけのパフォーマンスをしてくれる本当にありがたい植物です。
月をまたいで8月のサンデーフレーズ

円錐状の花穂の大部分が開いて
満開の白いサンデーフレーズは、このあと秋にかけて色の変化を見せてくれます。
ここからは昨年の写真
10月上旬のサンデーフレーズ
白から淡いグリーンに退色した花穂が、徐々にピンクがかったアンティークカラーへ

さらに寒くなった10月下旬
赤みを帯びたピンクが濃くなっていきます

通常のアジサイは翌年の花芽の形成時期が早いため咲いた花を早めに剪定する必要がありますが、ノリウツギは新枝咲きで剪定は翌年花芽ができる前に行えばOK。
なので7月に開花した花穂を付けっぱなしで秋色への変化を楽しめる点も魅力です。
アジサイ類の中で比較的日差しに強く、夏から秋にかけて庭を彩ってくれるサンデーフレーズ
ローメンテナンスでパフォーマンスが高いおススメの花木です。
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さて家の中ではミャウティンが
おばあちゃんに向かって一生懸命おしゃべりしていますよ

わたし「何だって?」
母「おやつの時間はもう終わりだよー」
なんだ
何のことはない、いつものおやつ催促だったんですね(;'∀')

くるんと手を丸めて
洗面所で涼むミャウティンなのでした(*'ω'*)
最後までお読みいただきありがとうございます!